演奏にあたり

お盆を台風が直撃し、家でおとなしく映画を鑑賞していました。

お盆といっても、私自身仏教的行事に疎く、心で思う在りし日を懐かしむのみ。

もともと、心の中に思い続けることが、なによりの供養と思っています。

心臓の停止による生物的な死、戸籍の抹消による社会的な死以外に、

個人が生きてきたことは0ではなく、忘れないことが大事であり、

証であると信じています。だから、毎日心の中で挨拶してます。

形ではなく、思いを持ち続けていたいと。

 

さて、今月の第4火曜日、8月27日はハルカスでミニオカリナ発表会を

企画しています。

オカリナをみんなと始めて、かれこれ6年ぐらいなるかな。

オカリナ奏者とまでは言えませんが、頑張って演奏出来たらいいなと

思っております。

同好会のメンバーさんと数曲の合奏と、私のソロ演奏となっております。

ソロは、今回は夏休みということもあって、ジブリの曲を数曲演奏します。

その中の一曲、「命の記憶」

とても美しい曲で、少し物悲しい、そして心が休まる曲です。

この曲は、映画『かぐや姫の物語』の主題歌です。

曲想をつかむため、『かぐや姫の物語』を借りてきて、視聴しました。

丁寧に描かれた自然の姿に驚きました。

花は花、虫は虫、鳥は鳥、そして人間のしぐさに見とれるばかり。

特に、花の美しさは格別です。

四季の移ろい、自然の中にあるがままの姿、あこがれてやまない

姫の想い・・・

美しい音色とまではいかないですが、心をこめて演奏できればと

思っております。