どうやら、台風は太平洋上に抜けていったようです。
関東都市部では交通マヒや停電など、大混乱となっていたようで、
駅の混乱の様子が再三ネットに映し出されていました。
台風が過ぎたら、さっそく仕事に行くNPOのが当たり前なのか、
都心に向かう人たちがあふれ、駅に入るまで長い行列を作っていました。
台風とはいえ、お休みできない人がたくさんいるのですね。
その列を見ながら、かっての阪神淡路大震災の様相を思い出しました。阪神淡路大震災は早朝の5時台に発生しました。
わたしの住んでいた大阪市内でも大きな揺れでした。
その日、神戸では大変な事態が起こっていたわけですが、
詳しい事情がわからないまま、朝の支度をし、主人は仕事に向かいました。
休むという発想がなく、何としてでも職場に行く、それが当たり前であったようです。
おそらく今も変わらない体質が根強くあるのですね。
台風が過ぎたから仕事に行かねばという、ねっからの仕事人間がまだまだ
たくさんおられるようです。
台風一過の思わぬ休日、そんな発想でもいいのではないかな。
ただ、日給で働く身(私のことです)にとっては、休むと収入が減ります。
台風手当があれば、いいのになあ。
今回、関西地方は何事もなく、厳しい真夏日でした。
暑さは、9月後半まで続くそうです。
そのためか、台風の卵もいるようです。
海水温が高いと台風が発生しやすく、9月いっぱいは予断を許さない
気象状況だそうです。
しかし、空の雲は、入道雲と鱗雲がまじりあった夏バージョンと秋バージョンが
見られます。そのうち、天高くの空になり、やがて秋の様相となるでしょう。
秋の花の代表、曼殊沙華もぼちぼち開花し始めている様子。
自然の営みは、知らぬ間に・・・見落とさないように、周りの景色にも
目を向けたいですね。