· 

好みの世代差

昨日はある地域の団地の集まりに参加してきました。

お昼ご飯は、若いママさんたちが作り、高齢者の皆さんがお客さんです。

メニューはパスタで、パスタソースはケチャップ系2種とクリーム系1種。

好きなソースをかけていただきます。

それと野菜サラダ。

主食はパスタ。

ここで疑問ですが、高齢者の皆さんはおそらくパスタではなく、

スパゲッティってでしょうね。

参加者の3分の1は男性。

果たしてメニュー選択はどうだったかしらね。

おそらく、高齢者の皆さんにとって、スパゲッティは付け合わせって

考える人が多いように思うのですが。

付け合わせでなくても、おかず的感覚ではないかなあ。

ちっちゃなおにぎりとかロールパンはつけたほうが良かったかも。

パスタお替りと言われても、飽きてしまうのです。

それと、年齢が高い人に、アルデンテは固く感じるでしょうね。

だからお蕎麦やうどんとか、そうめんのほうが喜ばれるのではないかな。

 

かつてふれあい給食に関わっていた時も、メニューには気を使いました。

その中で、季節のご飯ものは喜ばれましたよ。

それと、やっぱりお味噌汁など必須です。

咀嚼力も落ちてきているので、汁物はつけたほうがいいかも。

そのあたり、若い人には想像できないかもしれませんが、

アンケートなどとってみて、どんなものが食べたい?などの

調査をしてみてはいかがでしょうか。

息長く、世代間交流の食事会を続けるためにも、いろいろ

工夫してみてはいかがでしょうか。

 

それから運営の方にも考えていただきたいのは、

テーブルセッティング。

ワークショップや講座のごとき、コの字型はどうかなあ・・・

できれば島型、ちゃぶ台を囲むようにしたほうが、

話が弾むのではないかしら。

食べるだけが目的ではなく、楽しく食べる、会話を楽しむなど、

個食では味わえない家族的な雰囲気を演出しましょう。

まだ試行錯誤の取り組みらしいので、そのあたり検討してみて

ほしいですね。

 

世代間交流、地域大家族までには、もう一工夫。