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立場を変えて

朝晩過ごしやすくなってきました。

日中の日差しも、汗ばむほどではなくなり、いよいよ秋本番。

但しなかなかたのしむ時間を持つのは難しいですが・・・

いつも心に論文の練り直しと発表の資料作りが引っかかり、

楽しむことができなくって残念。

実は頭を使うより、何か手仕事をするほうが好きなのです。

よって現実逃避的手仕事に没頭中です。

 

ところで動物園の記事について、ふと疑問に思ったのですが、

動物目線に立つことは不必要なんだろうか?

現在ナイトズーが天王寺動物園開催されているようなのですが、

(夜行性の動物などを夜に見る体験イベントです)動物たちははみてほしいのだろうか。

ある識者(元市長)が、その試みを絶賛していました。

集客を目的に様々な改革をしたおかけで、お客が増えたと自慢していました。

確かに集客力を高めるマネジメントは必要かもしれませんが、

果たして動物たちはうれしいのだろうか。

そもそも動物園の目的は何?

希少生物の保護であったり、動物に対する理解をふかめてもらう、

子どもたちに身近に感じてもらうといった目的ではないのだろうか。

そのために不自由に目をつぶり、動物たちに出張願っているわけです。

まずは、動物にとって幸せな環境(実際は無理かもしれませんが)を

提供することが大事で、動物たちのマネジメントが優先だと思います。

「不自由欠けてごめんなさい」という気持ちを忘れてはだめでしょう。

まして、お休みの時間である夜間に、音楽をかけたりスポットで照らしたり、

はなはだ迷惑だと思うよ。

また、高齢のコアラを遠く英国に追いやったり、コアラさんはOKしたのかなあ。

もちろん声を聴くことはできませんが、代弁者の飼育係さんの意見も聞いてほしかった。

エサ代が高いなんて、もってのほか・・・最初から承知済のことです。

飼育係さんの無念のコメント、胸が詰まります。

 

為政者さんたちへお願いです。

不自由をかけている動物たちに、せめてしっかりと愛情ある対応を!