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天地の理

昨日の首里城の衝撃的な映像に驚き、心が痛みます。

夜中に発火、大きな火事に発展し、正殿が焼け落ちる姿に、

形あるものは消失するという寂しさを感じ、呆然としました。

なんで?と思われた方も多いのでは。

なんとなく、令和になってあまりいいことないような気もしますが、

これは、平成から続いているのかもしれません。

平成には大災害に2度見舞われ、水害や火山の噴火もあったし、

バブルの崩壊後、長引く不況など、明るい展望が見出せないまま、今に至っているのでしょう。

 

心機一転新たな代替わりになろうが、

天と地への理を忘れた私たち人類に明るい展望が開けてくるのでしょうか・・・

未来の子どもたちに、明るい未来をのこせるのでしょうか・・・

 

今朝の新聞には、2040年問題と称した記事が掲載されていました。

ベビーブーマの子どもたちが、高齢期に達する年のはじまり、

介護難民状態が深刻になり、「大量孤独死社会」となる可能性があるようです。

今でも決して少なくない「孤立死」です。

死に方の選択として、孤立死が当たり前となる時代がやってくるのでしょう。

孤立死自体、社会問題でなくなるのかもしれません。

そのころ私は生きているのだろうか。

思わず年齢を考えてしまったのですが、平均年齢はそのころ90歳となっているらしい。

もちろん平均年齢までいきているかどうかはわかりませんが、

20年後だと、生きている可能性もあり、ちょうど介護難民状態に陥っているのかも。

そう考えると、早く1抜けるほうが幸せかもしれません。

 

孤立死に備えるといったって、果たしてどうしたらいいのか、

実は研究者である私も解決策は思いつきません。

お金が先細りすると予想される日本の財政です。

お金のかかる対策は見送られるでしょうね。

介護や福祉の充実はお金がかかります。

人もいります。

支えての減少が約束されている今の状況で、どう対策ができるのか、

全くできないに近いのかもしれません。

孤立死の現状把握ができないのも、表に出したくないからかもしれません。

 

さて、どうなっていくのか、あまり明るい令和は期待できないかも・・・