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大阪市の行方

無事今月の歌声サロンは終了。

今回は28名の皆さんの参加でした。

サロンの半ばで、大阪ガス助成金の聞き取りがあったため私はちょっと離脱。

居場所づくり支援の関連として、お借りしている市営住宅集会所の備品を購入するための

助成金申請のお手伝いをしたりしています。

老人会の皆さんが使っている机は劣化し重いため、準備するのが大変になっているとのこと。

そういう相談を受け、どうすればいいか考えてみました。

買い替えるための費用をどこから手に入れるかですが、

老人会の自己資金ではとても買えない状況から、助成金を申請することに。

こういった事務仕事は高齢者の皆さんにはハードルが高く、

だれかの手つだいを必要とします。

そういったお手伝いも私たちの活動の一つです。

せっかく築いてきた仲間づくりの場を続けてほしいですからね。

これからも、小さな相談にできる限り答えていきたいなと思っています。

 

話は変わって、今朝の新聞の片隅に、大阪都構想の記事が載っていました。

いよいよ現実のものとなるらしく、来年の秋ごろに住民投票が行われ、

否決されなければ、2025年1月に分割されることになったようです。

これだけとっても、何考えているんですかといいたい。

2025年って、万博を行う予定だったのでは!

万博前に特別区へ移行したいからが理由です。

バカ?なんだろうか・・・

万博でさえ、先行き資金が不透明で、この先とん挫する可能性もあり、

そのうえ特別区移行のための準備資金であったり、システムの変更など、

数年でできる問題ではありません。

消防組織をオール大阪に統合する予定らしいけど、府下の自治体はOKしているのでしょうか。

大阪市消防だけを府に移管され、終了となるのではないですか。

そもそも、消防組織は各基礎自治体が運営しており、色々システムに違いがあり、

そう簡単にはいかない問題があるそうです。

大体大阪市には消防団がないし!

また、水道も大阪府に移管し統一するようで、そのあと民営化するのは間違いなさそうです。

いったい公共の福祉ってどういうことか考えたことあるのでしょうかねぇ・・・

語りだせばきりがないのですが、賛成派がよく主張されているのが、

「大阪市はなくなりません」というフレーズ。

これもまやかしです。確かに土地はなくならないですが、これは個人のものだから、

大阪市という名称は消えてなくなります。

だって東京市、消えてなくなったじゃないですか。

戦前まで東京市だったのですよ。

これ一つとっても、おかしな主張を掲げているわけです。

内容は、もっとお粗末で、精査するとぼろがわんさか出てきます。

未来に禍根を残しかねないトコウソウは、まさに愚策なのですがね。

 

近頃、よくわからないことが多すぎます。

さる年の私が、三猿となる日も近そうです。