人に訴えかける技術が必要だと実感する会に昨晩参加してきました。
ふれあい対話集会というネーミングの大阪都構想の勉強会です。
私自身はその議員さんの所属している党を応援しているわけではないのですが、
(私はどこの党も応援していないいわゆる無党派層に属するのです)
Facebookで見つけ、参加してみました。
参加者の平均年齢は高いです。
約30名程度のこじんまりとした集会でしたが、果たして効果があるのか・・・
ぶらりときた人は数名いたかもしれませんが、ほとんど高齢支援者さんたち。
井の中の蛙集会でした。
内容は、都構想のここがダメという説明だったのですが、
はっきり言ってよくわからない。
財政的問題があり、住民サービスなど低下は必須であるという事らしいのですが、
そのことはわかるのですが、一般に人はどう受け止めるのだろうか。
大きなパイの話なんですよね。
生活していく上で、都構想になると何がダメになるのかという実感が伴わないのです。
特別区だろうが行政区だろうが、働き口さえあれば、一応暮らしていけます。
突然大阪がなくなるわけでもなし、どうでもいい、が一般の感覚かもしれません。
お笑いタレントが面白いことを言い、はでなパフォーマンスのあるイベント、
きらきら光る街路樹、公園や学校をつぶしマンションや住宅が建つ、
楽しくっていいじゃないか・・・というところなんでしょうね。
また、高校無償化とか幼稚園無償化などたすかるよね。
実際には、それらの財源はどこから出ているのかなんて考える人は少ないでしょう。
色々無理を重ねて、派手に見える施策をするため、いずれ財源不足に陥るのは必然です。
身を切る改革も、公務員減らしも限界にきたわけで、
そのための手当てにトコウソウが必要となってくるわけです。
じわじわ来る住民サービスの低下とかはわかりにくいですからね。
パフォーマンスに優れた見せ方により、嘘も本当に聞こえます。
最近では区政だよりでもトコウソウの宣伝が載っているわけで、
反対派の地道な訴えは耳に残らないでしょうね。
ではどうすれば?ですが、どうすればいいのでしょうね。