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言葉に縛られよう

毎朝、ブログを書く際、今日は何を書こうかなって思う。

すんなりと話題が思い浮かぶ時もあれば、う~んって考えこむこともある。

今朝は考え込むパターンです。

今日は予定があって、悩んでいられないので簡単な話題にしましょう。

 

ニュースなどで政治家さんたちがよく使う言葉

「真摯に受け止め」「襟をただし」

など、不祥事に使われているのですが、あまりにも軽くいいすぎているような気がします。

どちらも、重たい言葉ですよね。

「真摯」の真は嘘偽りない本当ということ

摯はつかむと手厚く、まじめということ

重ね合わせて、まじめでひたむきなさまを表す言葉です。

「襟をただす」もだいたい同様な言葉で、

「冠のひもを整え、襟をきちんと正して座りなおす」という意味。

慣用句として態度や姿勢を改め、ことに望むということですが、

果たして、いかがなものでしょうか。

決して多用すべきではないと思うのです。

不祥事がたびたびおこり、そのたびにこの言葉が発せられるっていうことは

ちっとも襟をただしてないし、

真摯に受け止めていないということになりますよね。

すごく軽く言葉となってしまいます。

要するに、政治家の常套句になってしまっているようです。

「これいっとけばいいや」的な反省の言葉に使われるのかも。

この言葉を発する限り、二度と使わない覚悟の元、

きっちりとした対応をしてほしいものです。

 

では今から、ある学会の関西部会に出席のための用意をします。