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パラレル大阪も出現します

昨日は娘の営業のお手伝い。

福井県人会の集まりで娘の演奏にオカリナで参加してきました。

とっても喜んでいただけたようで、うれしいです。

私は郷里と呼べるものがなく,仲のよさそうな皆さんがとってもうらやましいです。

まさしく「故郷は遠きにおりて思ふもの そして悲しくうたうもの」(室生犀星)

離れているからこそ、懐かしくそして美しい思い出となるのでしょうね。

 

さて、今週NHKでは、パラレル東京、架空の東京の震災の様子が放映されています。

都市部におこった震度7クラスの首都直下地震!

かなりシビアな内容です。

甚大な被害状況に、驚かれておられるかたも多いでしょう。

また、あれは東京だからと他人事と思っておられる方もいらっしゃるでしょう。

でも、日本全国活度断層はあるのです。

私の住む大阪にも上町断層という大きな断層が縦に走っております。

活断層地震は予測が不可能に近く、いつずれてもおかしくありません。

上町断層がずれたら、まさしくパラレル大阪が出現です。

上町断層帯は大阪市北部から南部にかけて縦断しています。

中心部の下を走っております。

その上に大都市が築かれているのだから、

高層ビルはそのずれに耐えられないため、倒壊は免れないです。

太古の昔のずれた後はあちらこちらで確認できますよ。

かなりの大きなずれです。

その付近にはビルが立ち並んでいるのですから。

 

南海トラフ地震や東南海地震についても、30年以内に発生するといわれています。

しかし、大阪の都市計画にはそういった点が考慮されているとは到底考えられません。

どこか、行政は他人事としてとらえているのでないでしょうか。

水辺のホテル!

埋立地の万博会場やIRなど・・・

来ないと思っているのでしょうね。

来るとも来ないとも断定できない、それが自然の驚異です。

しかし1%であっても、市民の命を守る対策を考えるのが公共のあるべき姿では。

それぞれが命を守る対策をとるのは当たり前です。

しかし私たちだけではどうしようもないこともあります。

避難場所の確保、避難所の整備、仮設住宅用地の確保などは行政のするべきことです。

大阪はかなり遅れていると思います。

公共備蓄はおそらく1日しかもたない。

自分で何とかしなければならないわけですが、

いまいち現実感が乏しいように思います。

 

せめてもの備蓄私は進めております。