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長野旅日記①

昨夜無事長野から帰宅。

12月22日夜行バスで、23日朝6時に長野着。

午前7時過ぎの北しなの鉄道で今回の目的地、リンゴ温泉がある豊野駅に到着。

北しなの鉄道は2両編成で、雪国の特徴ともいえる手動ドア。

この手動ドアは閉めるのも手動でした。

初めて手動ドアに遭遇した時は驚きでしたが、ローカル線の雪国では当たり前のようです。

赤い車両がとってもかわいい列車でした。

長野から4つ目の豊野駅、駅前付近は家が立ち並んでいますが、

少し歩くと、坂道が続く山間部のまちです。

リンゴ温泉はこの駅から、コミュニティバスが出ています。

待ち合わせは11時ですので、かなり時間があり(7時半ごろ豊野着)

豊野駅周辺を歩くことにしました。

リンゴ農園があるアップルラインまで、約1時間程度を徒歩で向かったのですが、

都会のように歩道がきちんとあるのではなく、

車道の端っこを、テクテク、荷物を持ってゴロゴロ。

復興のためのトラックが行き交う道を、変なおばさんが歩いている姿はちょっと奇妙かな。

千曲川に沿って、リンゴ農園が広がるアップルライン。

かなりの被害を受けたようで、地面に処理の追い付かないリンゴがたくさん落ちていました。

また、ちょうど栗の収穫時期も重なっていたのか、栗もたくさん落ちていました。

今後この腐ってしまっているリンゴの処理に人手がいるようですが、

リンゴ農家も高齢化が進み、なかなか手が回らないとのこと。

人気のないリンゴ農園の向こう、千曲川の堤防では、重機が仕事をしていました。

堤防工事でしょうか。

またこの様子は、何らかの方法でお伝えしていければと思っています。

 

豊野駅に戻り、11時コミュニティバス(100円)で目的地のリンゴ温泉に。

ここでの様子は明日また報告します。

 

台風被害の状況が報道されることが少なくなっていますが、

現地はまだまだ復興に向けての頑張っていかなければならない状況です。

私たちは何ができるのか、持ちつ持たれつの社会に向けて考えていきましょう。