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なんちゃって都構想

コロナウイルスの名称はCOVID-19が命名されていますが、

いったいどう読めばいいのかって思っていたところ、

ダイアモンドプリンセスの関連の動画で、読み方わかりました。

コビットナイティーンと呼ぶらしい。

なんかかわいらしいイメージを持つのですが・・・ホビットのイメージが。

 

さて名前、名称で受けるイメージってやっぱり大事だし、

特に地名も歴史的背景など垣間見ることができ、面白いです。

水に関する地名には、過去にさかのぼると、海や川に面していたとか、

災害対策にも参考になったりします。

地名の由来を紐解くのも、ちょっとおもしろいです。

 

ところで、都構想なる大阪の騒動により、波紋を投げかけている区名。

別段何でもいいのですが、他に迷惑を及ぼすのはいかがなものかな。

もちろんそもそも論でいうと、何で都構想が必要なのかに帰着するのですが、

行政24区を特別4区に無理やりくっつけようというお話しなのです。

名前で紛糾中、東京の特別区(中央、北)から、被るからやめてという要望があったそうです。

だってら、大阪は引っ込めたらいかがですかねぇ。

別段中央区にする必要ないですし、何ら根拠もないですよ。

だって中央区って、区制度からみれば新参者です。

もともと、大阪市の成り立ちからみれば、東区と南区が合併したわけで、

歴史的な背景から言えば、愛着ある名前でもありません。

大阪市の始まりは、東西南北からスタートしています。

その後、編入を繰り返し今の姿になったわけです。

歴史を鑑み名前の選定をうたうのならば、

特別区としての中央区の根拠は非常の低いといえます。

ではどういった区が一つになるのかといえば、

住吉区(面積9.4㎢、人口153,218人)

住之江区(面積20.61㎢、人口120,550人)

西成区(面積7.37㎢、人口108,606人)

大正区(面積9.43㎢、人口62,781人)

浪速区(面積4.39㎢、人口75,039人)

西区(面積5.21㎢、人口103,382人)

中央区(面積8.87㎢、人口101,097人)

上記7区で構成されるそうです。

では、歴史から見るとして、一番古いのは西区となるわけで、

その次は1925年に登場した、浪速、西成、住吉の順番です。

面積の大きさは、埋立地を多く含む住之江区が一番で、次が大正区、住吉区、

人口では、住吉区がダントツに一番です。

 

こうしてみると、中央区に決めた根拠は非常に乏しいといえます。

まあ、反対だから名前にはこだわりはしませんが、

いっそ奇をてらって、A、B、C、D区にしたっていいですよ。

アルファベット表記がダメなら、い、ろ、は、にでもあ、い、う、えでもいいし、

根拠のない都構想なるもの、名前も根拠がないのです。