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3.11 私は何を

2011年 3月11日(金曜日)

14時46分18秒

東北地方太平洋沖にマグニチュード9.0が発生

内陸部の最大震度7及び6強が多数観測

岩手県沖から茨木県沖に、大規模な津波が発生

太平洋岸の各地が未曾有の被害に見舞われた。

命と生業が奪われ、いまだ復興の途上である。

そして、福島第一原発の電源喪失による悲劇を生んだ。

天災、人災併せ持つ大災害であった。

 

毎年、私たち自身の意識を風化しないように、

当時を振り返ることにしている。

 

あの時私は?

 

区民ホールでの健康イベントに出かけていた。

ホール内で揺れは感じなかった。

イベント終了後、役所窓口に証明書の申請に行ったとき、

役所のテレビで地震を知った。

その時はどこかで地震があったみたいだって認識しかなかったが、

帰り道の車のラジオで津波の事実をしった。

家に戻り、テレビをつけた

津波のライブ映像が流されている。

テレビの前にただ立ってみていた。

座ることもできず、何もできずにいた。

 

9年たち、何ができたのか。

やっぱり今も無力である。

せめて、地震がきたらどうするという心構えは身に着けておきたい。