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もぐらは手ごわい

綿状降水帯という気象用語を毎年耳にするようになってきている。

次々と襲ってくる雨雲により、恐ろしいほどの雨が降るらしい。

そして、川の氾濫がおこる。

 

昨年も、一昨年も所々で甚大な被害があり、

やっぱり今年も一昨日からの豪雨により、熊本の球磨川が氾濫し、

沢山の被害が報告されている。

 

小さな縦長な日本列島だが、南から北に天気が移ることが多くあり、

最初に災害級の豪雨が西日本で起こる確率が多いような気がする。

もちろん、移動する先でも被害が甚大な場合もある。

水資源が豊富な日本であるがゆえ、起こる宿命ともいえるのでしょう。

川の恵の恩恵はすなわち川の氾濫もありうるということ。

もぐらたたきのようなもので、こっちを手当てすれば、またあっちからというように、

なかなか克服するのは難しいようだ。

人が住むから被害が出て、災害となる。

人の住まない頃は、川の氾濫により、土地が潤い、平野や盆地が長い年月をかけ形成されていく。

その土地に人が住もうが住むまいが、自然にかかわりがないわけで、

これから先も自然との折り合いをつけていかなければならないのだろう。

せめて、自然を破壊せず、うまく付き合っていってほしいですね。

 

もぐらたたきといえば、新型コロナ感染症についても、

そんな状況になってきている。

自粛すればちょっと終息、人との往来を復活すれば、またぞろ顔を出してくる。

感染者数に一喜一憂してはいけないと思いつつ、つい気になってしまう。

自粛生活は、若い人たちにとって、大変なことだと思うし、

今一度となったら、ちょっと無理かなって思う。

感染対策を一応しながら、ソロソロ社会生活を営んでいくしかないかもしれませんね。

せめて当分、大きな移動はしない!特に都市部にすむものは。

おそらく東京、そして大阪の市中にコビット19は潜んでいると思っていた方がよさそうです。

他府県に迷惑をかけないためには、此処から出さないように。

だから、東京や大阪に来る場合は気を引き締めてくださいね。