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コロナと居場所

やっと雨が一休み、今日一日傘をささなくてもよさそうです。

念のため折り畳み傘は鞄の中に入れておこう。

 

ネットラジオに懐かしい歌手がゲストとしてお話をされていたのですが、

彼女は一声を風靡した歌手さんなのですが、

その彼女がこのコロナ禍で感じた気持ちにグッとくるものがありました。

彼女はこの4か月全く仕事がなかったそうで、

これからもどうなるかわからない。

そんな中、コロナの時代にもう自分の居場所はないと思ったようで、

たまらなく淋しく感じたとのこと。

彼女もそろそろ70歳、配信などの新たな動きにはついていけない世代です。

これは私たちも同じことで、

高齢者として、自分たちは社会に不必要な存在であると感じている人も多い。

家の中で過ごすことがほとんどで、人と話すこともない。

電話をかける相手もいないし・・・

インターネットは不案内で、使いこなせない。

 

高齢者にうつしてはいけないということがさんざん言われているし、

うつると迷惑をかけてしまう。

人と接することを避けることを強要されている気もする。

外に出るな!って言われているようだ。

 

コロナはすべての人が生きずらいと感じているだろうが、

特に高齢者にとっては、より生きずらい。

仕方ないとはいえ、厳しい社会の状況です。