· 

ミナミは危ないの?は誤りでは

長引く梅雨が突然明けた。

途端に朝から蝉の声が姦しく、インド洋沖では台風が発生。

7月は一度も台風が発生しなかったが、

豪雨の被害が多発した。

 

短い夏休みが始まったようだが、コロナ禍は収まらない。

GO TOトラベルが始まっているが、

果たしてこのコロナ感染増大の中、観光業界の立て直しの救世主になりうるのだろうか?

特に大都市圏からの移動は、感染を広げる可能性が大きく、

周辺部から都市部への移動も、ウイルスを持ち帰る可能性も大きい。

悩ましい政策といえるでしょうね。

実際に感染対策を真摯に実行している人は移動を控えるのでないかな。

では、今この時期移動する人は・・・

 

飲食関係のGO TOは9月以降になるらしいが、

都市部では感染拡大を受け、時短営業の要請が行われている。

大阪においてはミナミの繁華街が時短営業のエリアに指定された。

8月5日から、8時以降の営業自粛が要請され、協力店舗には2万円が付与されるそうだ。

2万円!で大半を賄えるのだろうか・・・

またミナミだけ閉じて、効果どれだけあるのか疑問も大きい。

だって、お酒を供与するお店はミナミだけではない。

ちょっと足を延ばせば、アメリカ村という若者が集まる街がある。

新世界だってあるし、キタもアベノも鶴橋もあります。

ミナミにウイルス発生装置があるわけではなく、

人から人にウイルスは感染する。

感染を抑えるのか、経済を優先するのか、方針がはっきりしない。

だからこの中途半端な対応になるのだろう。

要するに夜の町(大阪はミナミ)をスケープゴートにしたのだろう。

 

近所のお年寄りが噂話をしていたのだが、

私たちは夜の町に行かないから大丈夫だと変な安心をしている。

そうではないと、力説しておいた。

「こうした立ち話でも、もし私が保菌者だったら感染するんだよ」

夜の町に行かなくても、すでに市中感染は広がっているのだから

近すぎる距離を少し広げて、自ら気を付けてねと言っておいた。

結局それぞれが感染対策をしながら、生活する。

それしかないのかもね。

 

追伸

安倍首相がアベノマスクを止め、普通のマスクをしたらしい。

マスクが記事になる。

確かアメリカの大統領もマスクで話題になっていた。

たかがマスク、されどマスク。