ヨーロッパではコロナの感染が大きく右肩上がりになっている。
とっても気になる。
感染者数に一喜一憂すべきでないとはわかってはいるが、
ついついジョンホプキンス大学のダッシュボードで、
各国の数字をチェックしているのだが、
ヨーロッパでは一様に右肩上がりのカーブが見て取れる。
おそらくは、気温と湿度が低下したことで、
人との往来再開とともに、ウイルスが活性化しているのでしょう。
日本より緯度が高く、秋の訪れも早いのだろう。
そして地続きなので、人の移動が始まれば、ウイルスの最適環境に近くなるほど、
感染が拡大していくのは必至の結果なのかも。
パリ、マドリッド、ロンドンなど、再封鎖に向け舵を取ろうとしている。
今のところは死者数は高くはないが、先手の対応も必要だろう。
では日本では、果たしてどう推移していくのだろう。
だらだらと今の状況が続くのか、右肩上がりの急カーブを描くのかはっきりしない。
対応が後手後手のような気がするし、
ゴーツーキャンペーンの推進、外国との往来の条件付き緩和、
大規模イベントの再開・・・従来の生活に戻すふうに舵をきっている。
ただ、素直な日本人はマスクをし続けている。
マスクをする人が8割を超えると、感染予防につながるともいわれている。
そして、各店舗に感染対策を強いている。
今の規模に抑えられているのは、国民の努力のたまものかもしれない。
しかし、寒くなるとどうなるのか・・・心配でもある。
ところで、マスク事情だが、春先からのマスク品薄から、
今は様々なマスクが店頭にあふれている。
使い捨てから洗って使える製品もより取り見取りの状況です。
国産マスクなども安価で手に入るようになっています。
そんな中、若者はもとより、中年以降の人たちにも広がっているが、
ポリウレタンのマスクをしている人が沢山見かけるが、
私自身はあまり好きではない。
そこに個性が見いだせないし、ちょっと気持ち悪い。
時々移る海外のニュースでのマスク姿は一様ではなく、
色々カラフルで、個性的な色合いで個人の好みが現れているようだ。
おそらく日本では同調圧力が高く、マスクの着用は絶対だし、
また、はみ出しを嫌う没個性を好むこの頃の傾向がここにも表れているような気がする。
いわゆる正常バイアスといえることなんだろう。
隣りの同じであることが正しいことであるという思い込みですかねえ。
きっと今の社会の状況を端的に表しているマスクなんだろうね。