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願わくは

今日大阪市の存廃の審判が下る。

願わくは 花の下にて 春死なん その如月の望月の頃

西行の和歌ですが、

昨日の満月に祈りたい、そんな気持ちで今日の審判を待つ。

私は大阪市に生まれ、大阪市で育ち、

そして今も大阪市民です。

これからも大阪市民として生き、生涯を終えたいと思っている。

果たしてその願いはかなうのか・・・

 

5年前、市の存廃をかけ、住民投票が行われた。

結果は、大阪市はあり続けることと決まった。

市民の審判はそのように決したはずなのに、

党派の利害により、また住民投票を行う羽目になってしまった。

私たちの清き1票は反故にされてしまったわけで、

全く理不尽な今回の住民投票です。

本当は納得がいかないのだが、

投票を行わなければ、私たちの意思は示されない。

だから、早々に反対を投票しに行った。

5年前と同様の判断だが、

私は、今回は前の判断は正しいという思いを込めて一票を投じた。

 

夜半に答えは出るだろう。

その時を座して待つのは、本当に気持ちが悪い。

今一度十六夜の月に願おう。