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何はともあれ謹賀新年

あけましておめでとうございます。

令和3年スタートから3日たちました。

年々新年を祝う雰囲気が減少してきており、

平生の連休とあまり変わりないような・・・

新年行事も私の若いころとは、違ってきています。

昔は、一年の節目を祝う、家中行事であり、

例えば、身の回りの日用品を一新する日でもありました。

下着をまっさらに着替える、歯ブラシやタオルなどの日用品もまっさらにするなど、

気分を一新し、新しい年を迎えたものです。

ただ、今はどうなのかというと、そうでもないのでは(私はですが)

そもそも、日の丸を出さないですしね。

また特に今年は格別で、コロナ禍により帰省も控えている人も多いし、

何となく寂しい新年です。

 

さて、明日は初出で社会が動き出します。

そうなるとウイルスも動き出すでしょうね。

都市部では、市中感染の様相を呈してきており、

東京を含む関東圏での緊急事態宣言の発令を国に要求したそうですが、

国の重い腰は果たしてあがるのだろうか。

国は更なる時短営業を要請するようですが、

それはちょっと酷な気がするのですが。

飲食店に7時までの酒の提供、8時閉店では、

まさに蛇の生殺し状態ではないでしょうか。

飲食店をスケープゴートにしているとしか思えないのですがね。

いっしょにがんばろうという意識を再度持ってもらわなければ、

この山はこせないのではないだろうか。

それとも、春までズルズル持ち込むつもりだろうか?

谷部分を作って、一息つく状況を作らないと、

限界点に達してしまう恐れもあるのではないでしょうか。

経済も回す必要があるとはいえ、命の方が大事だと思うのですがね。

 

昨日仕事場である書類を目にしました。

去年1年間の検案数一覧です。

月ごとにまとめられていて、かなり驚きの数字でした。

数字が大幅に増加していたのです。

5年平均より、数百人増えています。

特に夏場から顕著になっており、

いったん下がるものの、また上がり始めているのです。

この月ごとのカーブは、コロナ感染者数のカーブに似ているのは偶然なんだろうか?

ただし死因はコロナ感染症によるものではないのですが・・・

もしかしたら、コロナに感染するのが怖いから、

受診の手控えが起こっているのかもしれません。

検案については社会の様相をあらわしていることも多く、

弱い部分が反映されることもしばしばあります。

この点をしっかりと考察してほしいと思ってはいるのですがね。

まだまだ注目する人が少ないようです。

私もちょっとだけ調べてみようかな。

 

何はともあれ、今年も1年頑張りましょう!(^^)!