世間では、森元首相オリンピック組織委員会会長の発言が批判の嵐となっている。
女性の発言により会議が長くなる
女性はわきまえるべき
こういった内容の発言のようだが、
時代が変わりつつある波を察知できない古い世代である会長が、
居座り続けている相変わらずの家父長制度を良しとする日本社会の姿であり、
それをあらわにしたっていうことなんでしょうね。
男社会からジェンダーフリーの社会に舵が切られている世界の潮流です。
もちろんまだまだ世界中では人種、性別による差別にさらされている人は沢山います。
そうした差別はありかなしかを問われています。
この点はまだまだ日本は後進国であろうと思われる今回の騒動です。
でも、この問題が表面化する社会であることには驚きでもあり、
羨ましい、頼もしいことだといえます。
私自身わきまえない女であったため、
過去かなりたたかれてきましたからね。
女は黙っとれといわれたこともあります。
また自分自身その社会にあったため、未来を閉ざしてきたこともあったような気がします。
そもそも、私が長く活動してきた地域社会は完全な男性社会で、
地縁による活動では、まずは男性が会長であることが必須となっており、
適切な男性がいない場合、女性に回ってきます。
そんな時代の中で私は、異端的であったかもしれません。
結局、ストレスもあり今は引っ込んだ生活ですが、
今後、性別ではなく、能力が十分発揮し認められる社会が来てほしいと願っています。
そもそも、「女性はかつて太陽であった」
この言葉をかみしめ、女性であることに甘えず、活動を拡げていって欲しいです。