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視点を変えて

少しずつ暖かくなって、そろそろどこかへ遊びに行きたいなあって思ってる人多いでしょうね。

春休みだし、穏やかな気候だし、仕方ないですよね。

この気持ちのゆるみが、おそらく感染再拡大につながるのだろうが、

どうやら打つ手もなくなり、緊急事態宣言が解除の運びとなるらしい。

とはいえ、時短要請はまだ続くらしい。

飲食店の時短で何か対策やってる感を出すらしい。

すでに1年、まだ1年。

過去の感染症も繰り返し波が襲ってくるようですし、

ウイルス自身の弱毒化やワクチンの効果が出るまで、

この状態は続く可能性も多く、このあたりの駆け引きこそ政治の力ではないのかな。

打つ手はないではなく、皆が不幸にならない政治をお願いしたいですね。

 

さて、思わぬ良書、積読のなかから救済した一冊が面白かった。

「『美術的に正しい』仏像の見方」布施英利

仏像が好きな人にはなるほどねって共感できます。

宗教的な視点ではなく、美術作品として仏像を眺めて見たら、

違った素晴らしさが見えてくるという内容で、

たとえば、解剖学的視点とかも取り入れて見てみるとか。

このあたり、私のツボにはまりました。

奈良や京都の寺院めぐりでであった仏像も多く取り上げられています。

私自身は仏像が付けている着衣に興味があり、

まとっている布(本当は木や金属)のヒダヒダにとってもひかれます。

まるで布のリアルさはすごいですよね。

今度は、解剖学的視点を加えて見ようと思います。

この腕、足の向き、筋肉のあり様、骨の位置など、

じっくり観察してみたいです。

 

さて、今週はなにかとばたばた、

急な助っ人の仕事が入ったりして、自由時間があまりなかったのですが、

来週あたり、そろそろ仏像に出会うためにお出かけしたいな。