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力を合わせて

そろそろ寒さが感じる季節になってきましたね。

木々の彩はまだもう少しですが、紅葉の季節が楽しみです。

華やかな春と違い、ちょっと物悲しい気分を醸す木々の彩に、

心惹かれるこの頃、人生に例えればまさに今ですかね。

 

さて、2泊3日の新潟ツアーも無事何事もなく終了、

体調を崩すこともなく、楽しい3日間でした。

目的は、娘のステージ鑑賞でしたが、

あくまでそれは目的で、人や場所など新たな出会いもあり、

頑張ってる皆さんから大きな刺激を受けました。

一つ目は、平和を願うコンサートの尺八との出会い。

これはびっくりでした。

尺八といえば、民謡などの和楽器的なイメージなのですが、

このコンサートの尺八はポップスや洋楽のソロ演奏で、

全く違和感なく、フルートのようなサックスのような、不思議な音色で、

同じく吹奏楽器を吹くものとしては感動ものでした。

また、奏者は宮城県亘理町に住んでおられるのも親近感もあり、感激でした。

亘理町にはなじみのかたも多く、荒浜の風景や亘理での出会いが思い出され、

懐かしい時間を過ごすことが出来ました。

 

次の日は古民家カフェでの演奏会。

私もオカリナで参戦させていただきました。

会場の古民家は、妙高の里矢代の方々が、

古民家を再生し、里のコミュニティを築く場として運営されておられるそうです。

天井の張替え、壁ぬり、障子やふすまの張替えなど、

みなさんで力を合わせ、再生し、今では里に人々の大事な空間となっているようです。

もちろん運営も、コミュニティで古民家再生委員会が行っておられ、

料理もお母さんたちが担っておられます。

スリランカの移住者に習われた、スリランカカレーおいしかった!

ちゃんとターメリックライス(もちろんコシヒカリ)でしたよ。

この地方も少子化が否めず、雪深さに移住者も長く住まれないようですが、

皆さんで民宿なども運営されており、マイナスをプラスの変える試みをされています。

住民の皆さんが助け合いながら、生活を楽しんでおられます。

都会に住む者にとって、どうしても作れない助け合いがここにはありました。

羨ましい限りでした。

 

色々発見や出会いの旅でしたが、後半はまた後日に。